富士山は昔から霊峰と崇められ人々の信仰を集めてきました。
今でも富士山には年間20万人以上が登ります。
富士吉田市は昔から多くの富士登山者を受け入れてきましたが、自宅を宿坊として提供し富士登山において祈祷などの宗教的役割も担う御師も多くおり、御師宿坊の街並みも残っています。
最盛期の江戸時代には86軒ほどの御師の家があったそうですが、今でも残るのは15件ほどで富士山信仰の宿坊として利用されているものはほとんどないそうです。
博物館付属施設として旧外川家住宅では当時のその様子をうかがい知ることができるはずです。
江戸時代、庶民の旅は制限されていましたが神社仏閣を巡ることは認められていました。
そこで人々はこれら神社仏閣を訪れる名目で旅に出ていたといいます。
今では富士山も5合目まで車であっという間に行くことが出来ますので日帰り登山も充分可能になりました。
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